色彩検定は独学でも受かる?3級・2級合格者の勉強方法を解説

更新日:2022.03.08

色彩検定の勉強法

Webデザイナーのhazukiです。(@zzz_web_info)

Webデザイナーになったけど、何か資格もとった方が良いのかなと思い色彩検定を受検しました。

私は2019年に3級・2級を併願して両方に合格しました。

最初は「どんな風に勉強したら良いの?」「本当に独学でも合格できるの?」と考える方もいるのではないでしょうか。

今回は私なりの色彩検定の勉強法についてまとめました。

テキストを読む→過去問を解くを繰り返す

勉強方法はオーソドックスなテキストと過去問の繰り返しでした。

個人的な体感ですが、色彩検定は休日返上で勉強!というボリュームではなく、比較的短時間でも合格は目指しやすいと思います。

私の場合は、

  • 1周目 テキストを読む→過去問を解く
  • 2周目 試験前日に過去問を最初から解く→間違えたところはテキストで確認

の2周と、間違えたところだけ繰り返す勉強法で合格できました。

もともと絵を描くことが好きで配色の用語をぼんやりと広く浅く知っていたので、この勉強量でも合格できたのかもしれません。

とはいえ建物のデザインや色の名前など今までノータッチだったジャンルもあってのこの勉強量だったので、配色の知識など一切なくても過去問で合格ラインを目指せば大丈夫です。

時間がないと言う方は、章ごとに区切ってテキストを読む→過去問を解くを繰り返せば少しの時間を有効活用できると思います。

章とは

色彩検定3級・2級では色が見える仕組み 配色の組み合わせ ファッション 建築 色の名前
※このジャンルは2019年時点の内容です。この先変わることもあるのであくまでご参考まで。

テキストは公式のものがオススメ

結論から言うと公式のテキストをオススメします

理由として、実際の試験問題はテキストの文章の穴埋め形式や、過去問を少し変えた内容が出てくるからです。

少し値段がするのが難点ですが、確実に合格を目指すなら公式のものを買えば間違いなしだと思います。

過去問だけでなくテキストを隅までしっかり目を通す

公式のテキスト・過去問ができたらまず安心!と述べましたが、勉強しているとだんだん過去問を解くことが中心になってくると思います。

ただし実際の試験問題では、テキストでは小さくまとめられた部分から出題されることもあるので注意が必要です。

実際、試験直前に軽くテキストに目を通していましたが「過去問にも載ってなくてテキストではサラッと書かれていた内容が割と出ている…」と驚きました。

用語の暗記だけでなく仕組みを理解する

色彩検定では覚えるべき用語がたくさんあります。

用語を覚えるだけではなく、その用語はそもそもどう言った原理のものか
例えば、錯覚の項目は現象の名前を覚えるだけでなく、どう見える現象のことか?を覚えることが大切です。

テキストでは図もふんだんに用いられていますが、文章で覚えることをオススメします。

3級2級は併願で一気に受けるのがオススメ

実際に私が3級・2級の併願で合格したのでオススメしたいのですが…
一気に3級と2級を併願するのは結構オススメです。

と言うのも3級と2級は試験内容はそこまで大きく変わりません
3級が土台になって、2級は3級をさらに掘り下げた内容となっています。

色彩検定は年に2回実施なので、次の試験日まで少し時間が空きます。

なので内容を忘れてまた1から勉強してしまうよりはまとめて一気に合格を目指す方がオススメです。

もちろんいきなり2級を受けることも可能です。
3級の知識を理解している方が2級もより理解しやすいです。

色彩検定は通信講座もあります

色彩検定は時間があれば独学でも合格できますが、通信講座もあるので「一人だと不安」「独学だとモチベーションが下がるかも」と言った方にはオススメです。

資格の大原 https://www.o-hara.jp/course/shikisai_kentei/course_detail?id=2462

まとめ

色彩検定は受けた後もテキストを残しておくと、配色に困った時にさっと復習できます。
色についてまとめて勉強できるのは良い機会ではないでしょうか。

これから挑戦される方も、ぜひ頑張ってください!